全米で話題の「自動販売機」。出てくるのはドリンクじゃなくて、本だった!

アメリカ、ワシントンD.C.に設置されている自動販売機から出てくるのは、飲み物でもスナックでもありません。なんと、子ども向けの本です。

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子どもたちがたくさん本を読めるようにと生まれたプロジェクト「Soar With Reading」。ニューヨークを拠点としている格安航空会社(LCC)の、Jet Blueが企画したものです。
ワシントンD.C.に3台設置されているこの自販機は、0〜14歳までの子どもを持つ、ファミリー層が多く住んでいるエリアに置かれているそう。
また、自販機といっても実際には無料となっていて、子どもたちは「読みたい!」と思ったら、自由に本を“購入”することができます。

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彼らは2011年からこのプロジェクトをスタートし、125万米ドル(約1億5,000万円)を出資しています。

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Soar With Reading」のHPでは、今後アメリカの他の都市でも展開していくと発表しています。10万冊の本を次の都市に置くことを計画しているとか。この動きが、今後さらに加速していくといいですね。

Licensed material used with permission by Soar With Reading , Jet Blue

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。