1日を「72時間」に 増やせる!?読書で得られる驚きの効果とは?

読書の重要性をネットに書くと必ず「読書なんか必要ない」という書き込みをされます。しかし、読書は人生に大切なもの、全てを与えてくれるのです。

01.
1日を「72時間」に
増やすことができる

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「樺沢さんは何時間寝ていますか?」とよく質問されます。あるいは、「全部樺沢さん1人でやっているのですか?」と。

毎日のFacebookやYouTubeでの情報発信。年3冊の本を執筆し、もちろん病院での診療もする。さらに月に30冊読書をして、月10本以上も劇場で映画を見て、年に2回は長期旅行にも出かける…。こんな姿を見ると、他の人に3倍仕事をして、睡眠時間もとっていないように見えるそうです。しかし、私は毎日必ず6時間以上睡眠をとっていますし、社員もほぼゼロで、ほぼ全ての作業を自分1人で行っています。

他の人には「超人」だと思われるようですが、私が他の人の3倍、つまり1日に72時間分くらいの活動ができるのは、全て本から学んだ知識を徹底的に活用して、時間短縮・時間効率を高める方法を究極のレベルで実践しているからに他なりません。
ほとんどの人の仕事、生活は無駄だらけです。無駄なことをやり、無駄なことをして疲れ、無駄なストレスを抱えて病気になる。

そういう「無駄」を避け、膨大な時間を節約する方法がたった1500円の「本」に書かれています。
それを知るのか、知らないのか。
本を読めば、大幅な時間短縮が可能です。

02.
月10冊読めば日本人の上位2%
ライバルに圧倒的な差をつけられる

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良質のインプットが、良質のアウトプットを呼び、自己成長を加速していく。あなたが会社のライバルを抜き去りたいのであれば、とりあえずインプットの量と質で勝たなくてはなりません。その目安としては、月7冊。もしあなたのライバルが、月3冊しか読んでいないとすれば、月4冊、年間で50冊の差はつきます。よって、あなたはインプット量において、そしておそらくは「自己成長」の速度においても、ライバルに圧倒的な差をつけられるはずです。「インプット量」で勝ち、「アウトプット量」で勝ち、自己成長のスピードで勝てば、あなたはライバルに圧倒的に差をつけることができるのです。その第一歩が、「インプット量」を増やすこと。
そのために一番簡単なのは、読書量を増やすことです。

また、日本人で月10冊読む人は、約2%という数字も出ています。つまり月10冊の読書をすれば、日本人の上位2%に入れるということになります。

03.
6分間の読書で
ストレスの3分の2以上が軽減!

読書には、ストレスや不安を解消する効果も。
イギリスのサセックス大学でのストレス解消についての研究では読書、音楽視聴、1杯のコーヒー、テレビゲーム、散歩、それぞれのストレス解消効果を、心拍数などをもとに検証しました。その結果、読書は68%、音楽視聴は61%、コーヒーは54%、散歩は42%、テレビゲームは21%のストレス軽減効果が見られ、読書が最も高いストレス解消効果が得られることがわかりました。また、静かなところで読書を行えば、わずか6分間でストレス解消効果が得られ、即効性があることもわかったのです。つまり、静かな場所で6分間読書をすれば、ストレスを3分の2以上軽減できるということになります。

04.
自分の価値が高まり
お金と成功も手に入る

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「お金が欲しい」「収入を増やしたい」「もっと給料の高い会社に行きたい」と願う人はたくさんいますが、ではお金を稼ぐために何か努力をしているのかというと、自信を持って答えられる人は少ないのではないでしょうか。
何もしないでお金が空から降ってくる、ということはあり得ません。でも、「お金が欲しい」と思っても、ほとんどの人は何をしていいかわからないのです。

お金というのは、その人が行う労働の価値に見合った額が支払われます。つまり、自分が今と同じ人間でいる限り、収入が飛躍的に増えることはあり得ないのです。逆に、「高い収入を得られるような人間」に成長すれば、収入は増えます。

知識、経験、ビジネススキル、コミュニケーション能力、人間力、外見、資格…。いろいろな側面があると思いますが、本を読んで努力することでこれらの能力が高まり、自分に磨きがかかる。読書による自己成長によって、自分の価値が高まることは、間違いありません。

読んだら忘れない読書術
コンテンツ提供元:サンマーク出版

樺沢紫苑/Zion Kabasawa

精神科医、作家。札幌医科大学医学部卒。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務。米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン、Twitter、Facebookなど、累計40万人以上のインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。