約8億ℓの水を削減した、リーバイス®の環境対策が本気すぎる・・・「アパレル業界の根本を変えたい」

世界中の水に関する問題に取り組んでいるNGO「WaterAid」によると、地球には水が豊富だが、実際に人間が使える水量はごくわずかだという。
例えば、地球全体の水をおふろ一杯分(約200ℓ)だとする。そのうち淡水は約5ℓ。しかも、淡水の70%は氷河や地面の奥深くに眠っている。その他諸々を加味すると、我々が使えるのはわずかスプーン一杯分(20mℓ)となるそうだ。そして、そのスプーン一杯分しかない水を日々、汚染しているとも。

この事実に問題意識を持って取り組んでいる企業のひとつがリーバイス®だ。

じつは同社の代名詞ともいえるジーンズは、その生産過程に加えて、持ち主が洗濯することで、大量の水を使用している。その量、ジーンズ1本つき約3,800ℓ。ちなみにこの水量はざっとシャワー53回分。
この量を多いとみるか、少ないとみるかは個人差があるだろう。とくに日本のような水が安易に手に入る先進国にいると、なかなか水の貴重さは実感できないかもしれない。
しかし、例えばアフリカのある国の子どもたちは日常の水を汲みに行くために1日に3時間を費やしているという(ちなみに、これは日本の若者がスマホに費やしている時間とほぼ同じだ)。その事実を知るだけでも「ジーンズ1本で約3,800ℓ」という水の消費量の重さを感じることができるはずだ。

安いジーンズは誰でも作れる
しかし、少ない水で
いいジーンズを作れるのは?

リーバイス®は、ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)という外部機関と手を組み、すでに製品生産時に必要な水を減らす活動をスタートさせている。その成果をまとめたのが以下の数字である。 ニューヨーク市、ロンドン市の1ヶ月の水の供給量と同じだけの水がすでに削減されている。

これだけを見ると、ジーンズに関する水問題は、かなり改善されているように感じるはずだ。しかし「我々はアパレル業界が環境へもたらす影響や消費者の服に関する考えを根本から変えることが可能なのだ」とは、リーバイス®のCEOであるChip Bergh氏の弁。同社はその言葉通り、現在25%の製品に導入されている、より少ない水でジーンズを生産する技術を、2020年までに80%の製品に導入すると約束している。

ファストファッションに代表されるように、今や安いジーンズを作れるブランドは少なくない。しかし、少ない水で生産できる、環境に負荷をかけないジーンズを作れるブランドは多くはないはずだ。そこが、リーバイス®の強みとなるかもしれない。

リーバイス®ストアで
ジーンズの回収をスタート!

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ここで知ってもらいたいのは「本来ジーンズは、長く穿けるものである」ということだ。その前提を持って、消費者が水問題に対して起こせるアクションは2つある。
ひとつはリーバイス®ストアに、穿かなくなったジーンズを持っていくこと。穿かなくなったジーンズを持ってきてくれた人は、6月12日(金)までの期間、リーバイス®から15%OFFのディスカウントチケットを受け取ることができる。
同社は、回収したジーンズの生地をカスタイマイズした商品を販売し、収益すべてを水問題へ取り組む「WaterAid」への寄付へとあてていくという流れだ。 この循環システムを持ってして、リーバイス®は水問題を少しでも解決へ導こうとしている。

もうひとつは、もっと簡単だ。
日常のなかで、ジーンズを洗う回数を減らせばいい。メリットもちゃんとある。洗濯回数を減らせば、ジーンズの魅力である、インディゴ独特の色落ちをより自然な風合いで楽しめるだろう。

※上記のキャンペーン期間は終了しました

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